第拾壱回遠征 3度目の小樽攻略編

この遠征では完全に写真をとっておらず(デジカメあるのに・・・)、
くやまれるばかりである。
よって、文章が90%をしめます。

さて、自転車を入手してからというものの毎年ゴールデンウィーク中に
なぜか小樽に突撃することが慣例となってしまった長老。
しかも!今年は!
競輪用の自転車を入手している!(第9回遠征から)
去年の小樽の悲惨さを踏まえた長老はルート選びから丹念に始めた。
さて、今回のルートは・・・
江別→275号線→高架高速道路の下(5号線)→そのまま5号線でGO!
ということになった。
旅の目的は・・・吹きガラス製作体験をする!
ということにした。
去年はただ札幌にいけるなら小樽も可能だろうと
「小樽にいくべ」というありえない目的だった・・・

さて、江別をでて275号線はいたって普通だった。高架高速道路も楽勝!
これもすべては
あの赤チャリの伝説を知る人からの
恩恵で得た競技用自転車のお陰だ。
このチャリの名前を
「スカーレッド・タイフーン・エクセレント・2号
(通称スカタン2号Σ(´д`;))」と名付けている(ぇ
まぁ、問題は小樽までのちょっとした山道ですな。
が、切り替えのある自転車のお陰でわりとつらい思いをせずに登りきり、
あの、マイカル小樽(いまはちがいますな)が、ちょっとみえる。
小樽市街地に入る手前のトンネルをくぐれば直ぐに市街地。
やはり、この到着した時の感動は忘れられませんな。癖になりますよ〜。
そして、忘れてはならない磯臭さを堪能。
長老はこういいます
「磯臭さは函館人の魂じゃ!(ぇ〜」
年に1度は磯臭い成分を補給しないと禁断症状が出る長老。
ここでたくさん補給。

さて、到着するやいなやさっさと製作体験したいという欲望が
屁たれCPU(のうみそ)に駆け巡る!!

この赤い十字ターゲットが今回の目標地点。
幹線道路が17号線だ。小樽かに倶楽部を左折して、
突きあたりまで直進すると左手に目立つ建物がありけり。
ここが、ガラス工房ケーズブローイングだ。
こちらがそのガラス工房ケーズブローイング様のサイト
隣に石の蔵というパワーストーン(鉱石)の販売店があります。(後で話しにでますよ)

店頭をみるとなんと、製作体験風景が丸見え!
おぅ、粋な計らいですなぁ。
すでに何組もの人たちが製作体験をしていた。
周りには観光客やらがたかっている!
私もその製作体験の場に入るために中へと突き進む。
中に入ると他にも製作体験できるコーナーがあった。
たしかバックとか小物を作るところだった。
さらにすすむとガラス細工がところせましと展示してあった。

き、きれいやぁぁぁぁぁ(感涙

もう、この一言に尽きますな(笑
さて、レジ兼体験製作受付にいき、手続きを終わらせる。
手続きの際にどういったものを作るか・・・例えばコップとか小皿とか・・・
色柄を加えるか、粒上の色をつけるか、
などいろいろと聞かれた。
展示コーナーからでるとさきほども確認したが、体験の待ち人がいた。
待ち時間で30分ぐらいあるらしく、それまで暇つぶしに隣の店に・・・


隣の店の名前はは石の蔵といい、
その名の通りに石がいっぱ〜〜い。
こちらが小樽 石の蔵様のサイトです。
パワーストーンに興味津々の
うら若き乙女からマダムや家族連れがぞろぞろと・・・
ここで言いたい!「石ッころに左右されるほど人生甘くないぞ」と。
私はあくまでアクセサリーの一環として何かを買うことにした。
みると、紅水晶の招き猫(かなり高い)や
ネックレスにつけられるように
加工した宝石(500円ぐらい)、などが置かれていた。
ここで私の変な趣向CPUがウィスパリングしてきた!
「既製品でいいのか?」というのだ(笑
ん〜、じゃあ何にしよう・・・・
(゜д゜*)!
長老の視界には・・・原石が入った!
どうやら、研磨して作れというものらしい。
ご丁寧に壁に作り方まで書いてある。
「おおおお〜〜〜!!」
変な趣向CPUはこれが痛く気に入ってしまったらしい。
趣向だ!
誰も目もくれない(店の真ん中にある)原石コーナーに立ち止まる長老。
あまり脚光を浴びることのない感じの原石ちゃんを
熱線を浴びせる若年寄がここにいますぞ!
最終的に選んだのは3つ(1個400円くらいだったはず)
紅水晶と、アバンチュリン(だったかな?)とアジメストです。
花言葉ならぬ石言葉もあったが
私はじじぃなので忘れてしまいました。すみません。
アバンチュリン以外はたしか愛というキーワードがあったような・・・
長老の選定基準がただ綺麗で長老の好み、だったので・・・^^;
さて、この製作過程は後ほど、ということで。


時間が来ると私はいそいそと現場に向かう。
時間が来ていたので荷を降ろして案内されるがままに進んだ。
が!
あぁ〜、そこは外に一番近いですよぉ〜〜〜(汗
運の悪さからかギャラリーから丸見えの
一番前に着席させられた・・・orz
長老は馬鹿なことをやるくせして
人前に(とくに大勢)でるのが非常に苦手。
正直、テンパってましたヨ。
まん前で製作主の言うがまま立たされた・・・あぁ、勘弁してくれ(涙

製作手順(うろ覚え)ピンク色で示したのが長老がしたこと
 ・息を吹き込める棒にピンポン玉ぐらいのあつ〜いガラスをつけて、
  それに息を強く吹き込む。で、ちょっと膨らませる。
 ・さらに、溶けたガラスをつける。この時点で女性の拳ぐらいの大きさ。
 ・そこに、吹き込む棒をまわしながらこんどは優しく、
  ゆっくりと持続的に一定量の息を吹き込む(結構むずいです)
 ・希望の大きさになったら棒の刺さってる反対側に棒を刺す。
 ・そして、先ほど息を吹き込んでいた
  棒のガラス側の接続部を水で冷やしたヤスリで
  回転させながらゴリゴリ
 ・で、取り外した部分の穴をでっかい金バサミみたいので
  回しながら徐々に広げていく
  これがコップの開いた部分になる。
 ・気に入った大きさまで広げられると、今度は取っ手をつける。
  少量のガラスで取り付ける。
 ・最後に棒を取り外して完成!

私のしたことはほとんど息を吹き込むのと、
ちょっとヤスリでこすったのと穴を広げただけだ!
今度は初めから作れるところでやりたいなぁ・・・
これじゃ半自動製作体験だよ・・・
このコップ、このままでは熱くて持ち帰られない上に
ちゃんとした装置で徐々に冷やさないと割れるそうだ。
冷やすのに1週間以上かけて冷やすとのこと。
送られてくるのが楽しみだ!
これが半(いや、25%)自家製のコップ
なかなかどうして、綺麗な出来だ。
結構厚手のコップ。電子レンジ不可、加熱不可。
さすが、世界に唯一つのコップ!今現在も愛用中です。

こうして、なんとかギャラリーの
視線攻めから逃れられた長老は昼食をとることに・・・
場所は近くにあった運河食堂にいった。
食堂とか言っているが、実際はラーメン村といったところかなぁ。
博多ラーメンというのに惹かれて博多ラーメンの塩を頼むことに。
狙いは1つ!替え玉!!
長老の認識では博多ラーメン=替え玉といっても言いぐらいな代物である。
これを頼まずして博多ラーメンを食べたと言える物か!
味はかなり長老好みだった(美味けりゃ何でも食う)。
薄味派な長老の舌を唸らせた(笑
ただ、替え玉を頼んで突っ込んだはいいが
ちょっとスープが冷めちゃうのが難点か。
自称ラーメン好きな長老の一言として
「ラーメンは汗を垂らしながら喰らうべし」といいける。
※そんな長老の好きなラーメンは函館のアジサイという店の塩が一番好き

さて、腹いっぱいになって幸せ気分の長老は運河沿いに歩くことに。
以前にガス漏れで撤去されて復活をとげたガス灯が整然とならんでいた。
と、17号線沿いをスカタン2号で走ると、
何やらおいしそうな油揚げを売っている店を発見。
自称美食家で自称ラーメン好きの長老はそういうものにも目がない。
さっそく(ためらわずに)いもの入っている油揚げ(おなか一杯なのに)を注文。
揚げたてのお陰でホクホクと、旨い。
露店のまん前でモサモサと食べているお陰で、
それをみた観光客が溜まらずに注文をしていた。
売り上げに貢献しちゃいましたよ。
そうして、頭のねじの外れた長老は帰路に着きましたとさ。

片道:60kmぐらい
往復:120kmぐらい
所要時間(片道):3時間(これは計りました)


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