第一回遠征 小樽編

この軽い気持ち(?)から始まった遠征。
これが長老のチャリンコ人生の幕開けとなる。
※ちなみに、写真撮影は一切行っておりません。

なぜ小樽に行くことになったのかというと、
長老は元々新聞配達でまだ自転車での配達なので・・・
脚力はかなり鍛えられていた。
まぁ、そん位こなせるんだから、
札幌ぐらいまでなら帰ってこれるだろうと・・・江別⇒札幌(20kmぐらい
札幌行ってみると意外と楽勝!だったんで、
それより先の小樽ぐらいならなんとかなるかな?・・・江別⇒小樽(60kmぐらい
所員さんも冷やかしで、
「○○なら行けるんじゃないのかw」というので長老はマジになり・・・
小樽行き決行。

ということで、入念に経路をチェック(長老にしては珍しい
先輩の証言によると、角山方面から275号線に乗って、
それから当別に向かって走って337号線に乗り、札幌まで向かうのが近道だとか。
一本道だし、迷うことは無いらしいのでそれを信用する長老。
さて、当日、これから(も)お世話になるチャリンコ(3500円)に・・・
折角だから名前でも付けちゃる!という意味のわからないノリで・・・
「スカーレッド・タイフーン・エクセレント・1号」
と名づけた!
なぜって、チャリが赤いからですよ。シャ○専用ですよw
目的は、マイカル小樽に潜入せよ!でっす(`・ω・´)

でまぁ、スポーツドリンク買って、地図も買って、走り出しました。
そんで、275号線。特に何も無い・・・途中でデカイ橋がありましたがw
当別突入。ちょっとした街に出た感じです。ほんとにちょっとした、です。
で、特に迷うことなく337号線に出ます。

いやぁ、何もない農家ばっかりのせいなのか、
風がやたらつよい!
かな〜り、体力奪われるぅぅぅTT
鯉のぼりのGWシーズンのせいか、ばったばったはためく鯉!
そんで、休憩代わりにコンビニに寄る長老。
アイスをもっさもっさ食べながら田園風景を楽しむ。
正に長老は旅の醍醐味を楽しんでおります!w

で、ふとあることに気づく。
それは地図を覗いている時でした。。。
あれ?@275号線⇒337号線⇒5号線からとA275号線⇒5号線・・・
どう見てもAの方が明らかに近い!





先輩!謀ったな先輩!>(;д;`)




とはいえ。。。引き返すのもあれですなw
ということで、毒を食らわば皿まで一気飲み!
激しい逆風を受けながら(泣きながら)札幌に足を向ける長老。

やっとこさついたのが札幌手稲区星置。
ここは長老の故郷でもあります。
もう10数年ぶりになります。
当然町並みは昔の記憶とはほぼ違うものですねぇ・・・
とはいえ、星置駅前の生協はきっちり残ってました。
昔、長老が若かりしころ・・・
よくここの生協にあるラーメン屋さんで昼食をとっていた事をよく覚えてます〜
でも!ぬぁい!(TдT;)

その代わり駅に直結する形で、ダイソーとマックがありましたTT
時代の移り変わりって奴ですなぁ・・・
ここにきてもマックをむさぼる羽目になる長老。
そんな12時の昼時でっした・・・orz

昔は星置駅の前の大通り一帯は何もない、
区画整備されたのみの道路があるだけで、途中に大き目の木がなってましてねぇw
良くその木になる木の実をバリバリ食べてたもんですw
その度に口中を真っ赤にして家に帰るなり・・・
「なしたの!?」と親を仰天させてたな(´ー`*)シミジミ
何を隠そう、長老はある悪友と共に悪ガキで通っていたりしたのだ!
悪友の家もまだ散髪屋してたしなぁ・・・
その悪友の家の近くに長老の住んでいた家があるんですよ〜
と、ちょっと見に行くと、まだ残っておった!(廃屋
ちょっと街路から横道にそれたところにある一軒屋。ここで長老は育ったんですよ。
お母さんがチョコケーキとか焼いたり、
しこたま振る冬の中、さんざん雪まみれになったなぁ。
あの時の長老からしてみたらかなり広かったはずの横道。
ここで母親に「横道の真ん中で」散髪してもらったりもした道。
意外と、狭かったんだなぁ〜。意外でしたな。
元の街路に戻ってさらに小樽よりに走ると、交差点があって・・・、
途中にスーパーマーケットがあったんですよ〜。昔はよく利用してたなぁ〜。
が!ぬぁい!(TдT;)
つぶれてる!空きテナントでっすよ・・・(´・ω・`)ショボン
はぁ、とかぼやきつつ、交差点にさしかかると、右側に・・・
長老が通ってた「星の子幼稚園」が確かに見えました〜
あぁ、良かったw
少子化の煽りを受けてないみたいですなぁ〜。安心。
交差点から左に曲がり、直進すると線路があって、
その向こうに良く家族連れで行っていた居酒屋ありましたな(確か
ですが・・・・ぬぁい!(TдT;)
ってか、そもそも・・・
その辺り自体立派な高架道路が設置されてる!

あの頃の長老から見たらとても広い世界だったのに、
とっても小さな世界だった・・・
まるで小さな夢の宝箱のように・・・
長老にしてみたら、この頃が一番幸せだったのかもなぁ・・・



とまぁ、似合わない物思いにふけるのはやめて、さっさと小樽に行くことにw
地図を見てみると、銭函⇔朝里間に妙なカーブが・・・
いつもの、なんとかなる、で突き進む長老。
そのカーブ前ですら坂がきつくてひぃひぃ言っているのに、
このカーブときたら!
カーブのかなり手前からすでにきつい?上り坂。
見る限り、カーブも上り坂。


流石は、小樽。
長老にいやがらせをしてくれるw
カーブの天辺付近じゃ、ぜぇ!ぜぇ!ですよw
しかも、カーブより進んでもまだ登るw
流石は王者
初回からきつい試練ですなぁ・・・(´∀`A

何とか超えると、お決まりの・・・
楽しい下り坂タイム!(*∀*)

不調だったペースが一気にハイペースw
あっという間に朝里へ。
そっからはもう、楽勝w
トンネルが見えればもう、ゴールは目の前!

ようやく、マイカルを目の前に納める長老。
この達成感がとってもよかったw

で、マイカルに入ろうとする長老。
あれ?目の前なのに、入る道路が続いてない・・・
お???
仕方なしに道を進むことに。
17号線に達すると、ようやく疑問が氷解。
5号線から来るとちと遠回りせにゃぁ、マイカルには入れないみたいです。

流石は、小樽。一筋縄じゃいかないかw(ぇ

なんとかこさ、マイカル小樽入店成功
もう、うれしくてうれしくて、入り口付近にあった
お茶の出店から1000円(高い)の茶っパ買いましたよ(ノ∀`)アチャー
これを通称「だまされた」というw
まぁ、無駄に広いマイカル。やったら縦に長い。
のこのこ登りながらいろいろと見て回る長老。
と、そこに・・・
フリマの会場を発見(*∀*)
ここでなにか買って帰ろうとおもった長老。
さっそく品定めを・・・



てくてく歩いてると、長老の屁たれEYESロック された商品が・・・
それは・・・







作務衣(藍染)8000円ぐらい








とっても渋い藍色。長老のめちゃタイプ(ぉ
しかし、持ち合わせは・・・そんなにない!1万ぐらい。
これを買ってしまうと他のが買えない上に、長老の帰り+夜食が・・・
でも!欲しい!(´∀`*)

と、葛藤を続ける長老。
しかも、頭は疲れて、考えられない(ヤバ


それを見かねてた商人夫妻。
「安くするよ??w」とほぼ決まり文句w
「6000円ぐらいなら・・・・まけるよ?」とw
あまぁ〜い囁きをしてきます。
でもでも・・・これ(手持ち金)、実は・・・
今月の残り少ない生活費でもあるのだ!
もう、頭は・・・
値切り千切るしかINPUTされてない!
しかも、長老。一つのことしか頭にない場合、
それに対して物凄い力発揮する!
「ん〜・・・手持ち金=生活費だから・・・
 なるべく安く買いたいんですよねぇ〜|ω;)チラリ」
と、妙なだだをこねる・・・(哀愁漂う目線がポインツ
どうも長老にしてみれば手取り4万8千円のなかの6000円となると・・・
7分の1の出費である。
手取り20万のサラリーマンの感覚から言うと、3万の物を買おうとしてるわけです。
これはでかい!

しばら〜〜く、名残惜しそうに(ここがポインツ)商品を見たり、
行ったりきたりする長老。
それを見てた奥さん。
「しょうがないねぇ・・・」
4500円で売ってあげるよ」
これが限界だなと、長老、購入。
どうやら、この4500円は原価そのまんまだとのことw
「いやぁ、若い人がこんなの(作務衣)欲しがるなんてそうないからねぇ〜」
やっぱり、そうでしたかww
これで10分の1になった!サラリーマン規模でいうなら2万!
ほこほこ顔で作務衣をリュックにつめる長老。

さて、もう1品欲しいな(ぇ
ということでまだ歩く長老。
と、長老の目に・・・アンティーク・フリマが目に入る。
さらに、目を配ると、なんか古臭いネジ巻き式時計を発見。
で、店主を見ると・・・
あ、だめだ。まけてくれないやぁ〜TT
なんというか、長老。負けてくれる人くれない人が大体わかる。
この店主はほぼ無理そうだと思いながら、
「これいくらですか?」と聞くと・・・
ふたを開けて値札シールを確認。
「これ、当時の値段で3000円だねぇ。」といい、
「じゃ、この3000円で」といい、交渉の余地を奪ったw
妙な衝動買いに駆られる長老。
「ください(´・ω・`)」と即購入することに。
で、買ったのが、これ。
斜めなのはご愛嬌。
見事にネジ。ネジ。ネジ・・・
そして、1時間ごとに「ぼぉ〜〜〜ん、ぼぉ〜〜〜ん」と鳴る時計。
これが長老が買った店に渡るまでのいきさつを教えてくれました。


ある時計会社が作ったんですが、その会社が倒産して・・・
それを新品のまま時計屋で預かってたんだとか。
で、その時計屋の店長が逝去なされて・・・
いまの店に渡ったんだそうです。
で、その店にずっと展示されてたらしいですが、誰も買ってくれなかったとかw


戦後ちょいに作られた(らしい)です。
で、持ち帰ろうかと思ったんですが、何分ここは小樽。
江別に帰宅するまでに何もないとも限らない。
少なくともそのリスクを軽減するべく・・・
事情を説明して送るなり何なりしてもらえないかと交渉します。
すると、となりにいたおじ様。
なぜか彼が札幌まで持っていって預かっておいてやる・・・こういうのです。
んで、そのおじ様もリサイクルショップの経営者で、
そこで保管してくれるとか。
場所が・・・札幌市北41(か43)条の東3丁目だとか。

ちなみに、この時計の丸いガラス部分。
レアな部品だけあって、買い換えるとしたら5千円らしいです。とにかく高いということです。
ということで、そういう風にお願いしました。

この場を借りてご迷惑をかけたことを、感謝感謝の意をばw

で、へろへろな長老は帰路に着きます。
帰りは、もちろん近いと思われる札幌経由12号線帰りです。
晩御飯は何食べたか覚えてませんが、確か、
山岡家のギトギトらーめんだった気がします。

帰宅する頃にはもう9時・・・おそい!

そんなこんなの初遠征でした。


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